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花野屋

日記のようなもの

おもしろくない って書いてもいいんだよ

お題「読書感想文」

 

よく、

 

夏休みの宿題に読書感想文さえなかったら

もっと本を読むのが好きになれたかもしれない

 

と、大人になってからいう人がいる。

 

もっと、子供の頃に、本を読んでおけば良かった

でも、子供の頃は、大嫌いだった。読書感想文を書かされるから

 

と一様に言う。

 

私的に、読書感想文 は大嫌いだし、下手だったが読書は大好きだった。

で、思うのだが、読書感想文ほど、どうすればいいのか、まったく教えて貰えない状態で宿題にされるものって無いような気がする。どうでしょうか。

 

今、大人になって、子どもに本を紹介する立場にたっているのだが

夏休み前から、読書感想文用の本を探す子どもたちに、本を紹介しながら

伝えることがある。

 

「おもしろかった」「すごかった」「よかった」っていう、いいことばかり書かなくていいんだよってこと

 

「つまらない」「こんな話、あり得ない」「こんな子嫌いだ」って正直に書いていいんだよってこと

 

”読書感想文コンクールで、文部大臣賞を狙ってます”っていうなら、否定的な感想文はおそらくマイナスだけど、宿題として提出するだけなら、正直な感想を書いてもいいでしょう。

 

実際、そう書くかはおいといて、無理しなくていいとわかれば、本を読んでみようと思うかもしれないじゃないですか。

 

それから、親には、読書感想文だからって、必要以上に小難しい読み物ばかり子どもに強要するのはやめなさいということ。

 

本を読まない子に殆ど初めて与えるのに、結構長い話を選択する親が多い

長文を読み慣れない子どもにいきなり長い話は無理

途中で飽きるし、最後まで読み切れないことが多い、最後まで読まないと

感想文は書けない

 

そこで、親には、絵本でも十分であるってこと

例えば、グリム童話の しらゆきひめ の絵本(ディズニーでは無い)

絵本だからと言って馬鹿にした物では無い

読んでみればわかる、結構な文章量であるということが

 

ディズニー映画の白雪姫が有名すぎで、原作を読んだことが無い人が

多いから知られていないが、白雪姫がどくりんごで殺されるのは3回目で

その前に2回殺されかけているのである。

(白雪姫は、小人たちに「警戒感がなさすぎだよ」と注意を受けるぐらいなのである)

子供の頃これを読んだときは、白雪姫ってバカじゃ無いのと

子ども心に思ったもんである 

つまり、3回白雪姫抹殺計画が実行されているわけだから、

その分文章があるということなのだ

 

だから親には、読み物だけで無く、絵本も合わせて薦めている

合わせてというわけは、親は何故か、本じゃ無きゃダメだと思いこむ節があるからだ

学校は絵本はダメなんて全然いっていないんだけどね

だから、保険で1冊はもっていくように勧めている

アドバイスを聞く親は約半分、聞かない親には別の手立てを考えている

 

例えば、小学校3年生の読書感想文ということで来た場合

親は、3年生向けの本を探す。しかし、子どもの読書力というものがある

 

本をまったく読まないという子には、1,2年生向けを勧める

ここで、かなりの親は不満そうな態度を見せる。

たしかに、大人からみて、1,2年生向けの本は、すごく字が大きい

3年生にもなって、こんな大きな字の本をという気持ちはわかるけど

1冊本を読むって、なれていない子には結構苦痛なんですけど

(ここで、親が無理に勧めると読書嫌いは邁進します)

そこで、一応、3年生向けのも勧めて、保険で1,2年生向けも勧める

 

ちゃんと子どもに見せて、「ほら、これなら字が大きくて少ないよ、すぐ読めるよ、

お話おもしろいよ」

(だから、本を嫌いにならないで、嫌いになったら人生ソンするよ)

 

この世界の片隅で、読書感想文による読書離れと戦っている

 

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